大松水産について

ご挨拶

 大松水産株式会社は、近江町市場の鮮魚店二社が昭和53年に合併して誕生しました。以来40年以上、近江町市場の真ん中で商売を続けて来られましたのは、お客様はもとより仕入先様、納品業者様、市場関係者様、漁業者様、従業員およびそのご家族様、弊社に係わる全ての皆様のおかげさまであり、心より感謝申し上げます。
 合併会社の初代社長である松本敏三の口癖は「外に敵を作るな」であったと聞いています。私はこの言葉を受け継ぎ、大松水産のファン作りのために何を為すべきか常に考え行動し、お客様に「おいしかった、また頼むよ」とのお言葉を賜わるべく努力してまいります。
 どうか益々のご支援ご愛顧のほどお願い申し上げます。

大松水産 株式会社
代表取締役 鵜飼 修司

代表者自己紹介

 私の郷里は愛知県尾西市(市町村合併で今は一宮市になりました)です。昭和33年に兄姉に続く第3子として誕生しました。
  尾西市立の起小学校から第一中学校、愛知県立一宮高校へと進み、北海道大学に入学しました。卒業後は、商工中金に就職し金沢支店へ配属されました。昭和57年4月、これが金沢との縁の始まりです。
 金沢支店では、縫製業や産元商社などの繊維産業を担当、昭和62年に転勤した名古屋支店では不動産業を担当しました。
 その後、金沢市に本社がある三谷産業㈱に転職、本社経理部、新設子会社へと異動し最後は社内監査業務を担当していました。
 一方その頃、大松水産では、平成9年に事務を任されていた専務が辞任、平成10年には闘病中であった社長松本敏三が死去、長男の雅之氏が社長に就任しました。経営陣二人が一度に欠けて混乱した中、平成10年6月、縁あって大松水産へ入社しました。
 入社後は、もっぱら社内事務体制の整備に努めておりましたが、平成18年自家製一夜干しの製造販売を始めるにあたり責任者となり、中央市場へ魚の仕入に出向くようになりました。これ以来、事務と現場を掛け持ちしています。
 令和3年2月代表取締役社長に就任し現在に至っています。

経営理念

「おいしい」の一言が私たちの願いです

経営方針

1. 美味・健康を提供します

 「医食同源」という言葉があります。体に良い食材を日常的に食べていれば、薬など必要なく健康を保つことが出来る。病気を予防出来るということです。食と健康は切り離すことが出来ません。
 三大成人病といわれる、がん、心筋梗塞、脳梗塞の原因は、米と魚の日本型食生活が肉食の欧米型食生活へ変化したことが原因であると言われています。
 魚は健康食品です。マグロ、サバ、イワシにはDHA、EPAが多く含まれ、血圧を下げ、動脈硬化や血栓を予防します。牡蠣には亜鉛、イカ・タコ・エビ・貝類にはタウリン、タンパク質やカルシウムも豊富です。魚を食べていればサプリメントの類は一切不要です。
 当社では、「おいしいの一言が私たちの願いです」の経営理念の下、魚の販売を通して皆様に健康をお届けしていきます。家庭の毎日の食卓に魚が上る回数が増え、ご家族皆様の健康増進に美味しい魚の販売によって貢献できればと願っています。

2. 安心安全な食材を提供します

 安心安全は食の基本です。HACCPに沿った衛生管理を実行し、お客様が安心してお買物が出来るよう万全の衛生管理を実行いたします。
 鰤味噌漬け、昆布〆、しめ鯖、一夜干し等、自家製の食品加工においては、これまでもこれからも保存料、発色着色料、その他食品添加物は一切使用いたしません。

3. お客様満足主義

 お客様が必要とし欲する商品・サービスは何か、どうすればご満足していただけるのか、常にお客様の目線に立って考え、実行に移してまいります。

沿革

大松水産は昭和53年に大長食産と松本鮮魚が合併し誕生しました。

明治13年

大長兵衛が下近江町16-1にて大長商店創業
(昭和23年5月大長食産株式会社に法人化)


昭和16年

大長商店が上近江町33(現本社所在地)へ移転


昭和33年

松本 敏三が青草町にて松本鮮魚店創業
(昭和46年4月有限会社松本鮮魚に法人化)


昭和53年9月

両社合併により大松水産株式会社誕生、松本敏三が代表取締役就任


昭和56年2月

本社・小売部ビル竣工


昭和59年10月

石川水産ビル竣工、上近江町25から業務部移転


平成10年2月

松本雅之が代表取締役就任


平成15年11月

近江町市場内のアーケード延伸工事により業務部前までアーケード完成


平成17年10月

業務部売場の一角に炉端焼の店「近江町旬彩焼」開業


平成18年2月

小売部店舗を全面リニューアル

H16.10~H18.2にかけての小売部店舗周りのアーケード架け替え工事に合わせて改装実施


平成18年8月

石川県で初となる熟成乾燥機を導入

地物魚と能登海洋深層水を使用し、熟成乾燥させて作る当社オリジナルの一夜干しを「近江町市場干し」と命名し製造販売開始


平成19年8月

「買物通り口パーキング」10車室の営業開始

業務部に隣接する十間町の社有地をコインパーキングと社員駐車場に整備


平成20年12月

小売部日曜営業開始


平成23年4月

地物魚の一夜干し専門店「近江町市場干し」の加工場兼店舗を新装オープン


平成26年4月

1号店(旧大長食産)を鮮魚部に、2号店(旧松本鮮魚)を刺身部に組織改編


平成27年7月

刺身部にイートインコーナーを併設
北陸新幹線開業効果で急増するインバウンドおよび旅行客需要に対応


令和  2年4月

旬彩焼および刺身イートイン営業休止、全店時短営業実施

新型コロナ拡大により全国に初めての緊急事態宣言発令、近江町市場に閑古鳥が鳴く


令和  2年5月

刺身部と鮮魚卸部の売場入替、刺身イートインを鮮魚通り角地に移設


令和  3年2月

鵜飼修司が代表取締役就任


令和  3年6月

業務部店舗を全面リニューアルして刺身調理室を新設、HACCP衛生管理に適合する衛生的施設に改修整備


令和  3年9月

石川県の鮮魚店として初めてプロトン凍結機を導入
プロトン甘エビを商品化し販売開始


令和  4年1月

近江町市場干しの店舗拡張


令和  6年9月

業務部敷地内にプロトン工場完成、プロトン凍結機2号機
および超低温冷凍庫設置


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